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実際のレースにあたってペースの想定はかなり重要です。
スピード指数では各馬の前走の先行指数をもとにペース判断の指針にします。

先行指数平均  13.38( 7.1 )= 6.26
             ↑   ↑    ↑ 
                 @     A       B

@の数値は当該レース出走馬の前走の先行指数上位の平均値です。
10頭立て以上のレースで上位8頭の平均値をとっています。
10頭立て以下のレースでは出走頭数から2を引いた数を母数にして平均値を計算します。
例えば7頭立てのレースでは先行指数上位5頭の平均値です。

Aの( )内の数値は当該レースのクラス・距離・芝ダート・牡牝別の標準先行指数です。
これは上がり指数の計算と同様にクラス指数をレースの前半と後半に配分して求めた理論上の数値で、本来かくあるべき先行指数という意味を持っています。
ただし、出走馬の能力にばらつきがある2歳限定戦では設定していません。

Bの数値は平均先行指数と標準先行指数との差で、ペース度を表しています。
ペース度が高い、すなわちプラスの幅が大きければハイペースになりやすく、逆にペース度が低くマイナスの幅が大きければスローペースになりやすいことを表しています。

3歳限定戦でも一応標準先行指数が示されますが出走馬全体のレベルを見ながら調整する必要があります。経験不足な春先の3歳戦では、理論値である標準先行指数の方が実際の出走馬の平均先行指数よりも高目に出る傾向があって、その分を甘くして考えた方が実際の状況に即しています。
また、平均先行指数は休み明けの馬も含めて計算しているので、休み明けの出走馬が多く、それらが高い先行指数を示していたりする場合は、平均先行指数の方を多少割り引いて考える必要があります。
さらに、出走馬の平均先行指数が低くても、実際のレースで徹底先行馬が複数居たりすると騎手の判断次第でペースが上がってしまい、計算よりも速い展開になったりします。

ペース度は経験値と理論値との差なので、単純にペースを規定出来るものではなく、あくまでもレースのペースを推理する指針として考えて下さい。

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